次の出店は、9/25(日)有楽町 大江戸骨董市〈 Tokyo International Forum 〉 (9:00~16:00) です。
雨の祝日。
骨董市の品物を詰めています…
地味に見えますが、古い手紡ぎ木綿の糸味が良く、胸が高鳴ります。
器を包むのに如何でしょうか。
その他、あれも持っていきたいけど入らない。
これはほどいておけばよかった…という具合。そんな調子は、いつも通りです。
教草 Facebook ☆
oshiegusa Instagram ☆
次の出店は、9/18(日)大江戸骨董市〈 Tokyo International Forum 〉 (9:00~16:00) です。天候不良のため、中止となりました。
次回の出店は、9/25(日)大江戸骨董市〈 Tokyo International Forum 〉 (9:00~16:00) です。
綺麗な色の木綿。麻。
美しい糸、美しい色。
和綿から紡がれた糸と、植物から染められた色。
麻の繊維を績んだ糸、薄手の軽やかな生地と冴えた色。
150年程昔の染織品に、良い状態で出会えるのは、とても奇跡的なことと思います。
今週末は久しぶりの出店です。色々入荷しておりますので是非見にいらしてください。
教草 Facebook ☆
oshiegusa Instagram ☆
諸外国の布。(日本の型染めも1点。)
次回以降の出店時に持っていきます。
※カンタ(上から3点目)はご売約となりました。
次の出店は 8/7(日)有楽町 大江戸骨董市〈 Tokyo International Forum 〉 (9:00~16:00)です。
おそらく壁紙用に作られた葛布。昭和頃。
窓辺や陽射しの下に垂らすと、大変美しく感じます。
透けるので、透けても構わない目的でお使いください。
木綿と麻の交織。帆布のような厚手。
カビのある部分がありますが、全体的には綺麗です。何度か洗ううちに質感も良くなりました。時々、露店の敷布に使っていましたが、販売します。
麻入りのマット。(経糸は木綿。)
特に赤茶色のほう、沢山あります!
次の出店は 8/7(日)有楽町 大江戸骨董市〈 Tokyo International Forum 〉 (9:00~16:00)です。
和紙。
今回のものは、全体的にヤケています。が、それがちょっと良い雰囲気。
紙が貼られた籠。
気にいっていたのと、かさばるのを理由に、あまり持っていかなかった品物です。
今週は持っていきます。
たとう紙。
文政11年、とあり、明治23年とも。最初に誂えた年と、最後にお直しした年なのでしょうか。
手触りが真綿のように柔らかく、白くふんわりしています。穴もあります。
次の出店は 8/7(日)有楽町 大江戸骨董市〈 Tokyo International Forum 〉 (9:00~16:00)です。
色落ち堺更沙。
前の持ち主がわざと洗って、色落ち具合を試したそう。
在庫3種類ございます。
※5(金)-7(日)野見の市2016summerにも、別の柄を1点納品しました。
ハリのある麻の地に、笹の葉の間を、スズメが舞う文様。
光を通すと軽やかに透けます。
夏用の布団か何か、着物以外の用途として使っていたもの。
もし同じ文様を、現代の浴衣や着物にと、どこかの企業が転用しても、
全体の雰囲気は変わってしまいそう。
(手作業の絞りや型染めから、縞や絣などの織り文様までも、プリントで再現しているのだから当然。というだけなのでしょうか…)
もうそろそろ、都内街中でも、浴衣姿の人々を見かける時期になりそうです。
どうか美しく、風情のある着物が流行りますように…と毎年勝手に念じています。
次の出店7/24(日) 乃木神社骨董蚤の市に持っていきます。
次の出店は 7/17(日)有楽町 大江戸骨董市〈 Tokyo International Forum 〉 (9:00~16:00)です。
大きな麻の反物。全長は21m弱で未使用品。
写真小さめのほうが、通常手に入っていたサイズで、7m● です。
どこかの土地で、どなたかが織り上げた反物。
織物は糸からできていますので、その量と手間だけでも相当なものです。
下にもしつこく写真……
古いたとう紙● も入りました。
日曜の天気予報が曇りになりましたので、
17(日)大江戸骨董市、開催できると良いなと思っています。
※15時頃には片付けをはじめます。何卒御了承ください。
19(日)の大江戸骨董市では、沢山のお立ち寄りお買い上げ、誠にありがとうございました。
次回以降も、色々ご用意していけるよう、楽しみながら努めます。
写真は江戸幕末の和更紗。
おそらく堺更紗と思われますが、花文様は堀川更紗風とも見られるとのご指摘。
日本の更紗の産地は、曖昧な判断になることも多いようです。
(資料となる古い証拠や、研究対象として見られてきた方が少ないからでもあり、
しかし対象として調べ抜こうとする方によって間違いが見つかったり。)
同じように、例えば麻の絣上布も、一般に広まっている思い込みで見てしまうと、
事実とは異なる判断をしてしまうこともあります。
難しいなと思いますし、気を付けたいなと思います。
といことで、産地はやや曖昧です。
そして見たところ、洗うと文様が流れて薄くなると思われます。
若干のかすれはありますが、状態はとても良いです。
※写真は二つ折りにした状態で、水色(プルシアンブルー)の縁のある辺が短辺です。
写真左から、白い木綿地。(おそらく手紡ぎの和綿)
真っ白に見えますが、シミがありますので実物をご確認ください。風合いはとても良いです。
そして風呂敷色々。藍染め、緑地● 、染め分け● など。
ハギレも追加しました。是非見にいらしてください。
※19(日)の大江戸骨董市では、
・古道具安売り
・麻、木綿の単着物 (難あり品~上布まで。)
・古布いろいろ (木綿、麻、染物ハギレなど、新入荷の品。)
を予定しております。よろしくお願いいたします。
左から、角が繕われている、深い藍染めの麻風呂敷● 。
「鹿島村」は福島でしょうか……?
麻布に藍染めの、馬のたづな● 。長かったものの一部。
茶色に縞の蚊帳生地は、佐渡といわれています。大きかったのでほどきました。
他にも色々入りました。是非見にいらしてください。
今週末の出店は15(日) 有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00〈 Tokyo International Forum 〉です。
麻の柔らかい生地に、立涌(たてわく)文様の型染め。
時代の明確な根拠はありませんが、
着物か衣装の一部であったと推測しています。
※次の出店(5/15日有楽町)にもっていきます。
※お問い合わせはメールにて承っております。
次の出店は
5/7(土)8(日)春の鎌倉古美術展 2016 11:00-17:30 (@西御門サローネ )
〈 Kamakura antiques exhbition 〉です。
蚊帳生地の新入荷。
麻(大麻か苧麻かは断言できません)に柿渋染をしたもので、
青いタテ縞にも、麻糸を用いています。
糸味が魅力的です。大きさは5巾あります。
蚊帳自体は非常によく出る品物ですが、
稀に地域が推測できるものがあり、この蚊帳は
明治頃の、新潟佐渡のものと思われます。
緑の美しい季節には、麻も大変よく映えます。新入荷色々。
こちらも春の鎌倉古美術展 2016 へ持って行きます。
是非実物をご覧にいらしてください。
※お問い合わせはメールにて承っております。
次の出店は
5/7(土)8(日)春の鎌倉古美術展 2016 11:00-17:30 (@西御門サローネ )
〈 Kamakura antiques exhbition 〉です。
色々な染めや、少しだけ織物も入った裂帖。
どなたか個人による作です。
よく見ると、日本の型染、
ヨーロッパ更紗、インド更紗……
お国のわからない裂まで。
眺める度に楽しめる一冊。
表紙・裏表紙も裂で一杯。
裂を外して、ご自身の裂帖として作り替えられても
よろしいかもしれません。
こちらも春の鎌倉古美術展 2016 へ持って行きます。
是非実物をご覧にいらしてください。
たて 約21cm
よこ 約30cm
見開き 8頁
※お問い合わせはメールにて承っております。
次の出店は
5/7(土)8(日)春の鎌倉古美術展 2016 11:00-17:30 (@西御門サローネ )
〈 Kamakura antiques exhbition 〉です。
表紙
見開き1頁目
見開き3頁目
新緑の美しい季節。
こちらの 生け花 五明流伝来の書は、〈春夏ノ部〉とあります。
全頁が墨と、所々に挿し色の入った、手描きによるもので、
どの頁も品があり、大変美しい1冊です。
花、草木、竹などの名前と、
花器の名称が記されている箇所もあります。
1冊の中に、約60種のしつらえが描かれていました。
3枚目の写真で、〈村雲御所御蔵〉と読めるため、
これは滋賀県近江八幡市の日蓮宗の寺院、瑞龍寺(ずいりゅうじ)
に蔵書されていたもの、かもしれません。
さらに左横に大きく書かれた名を〈五明齊真悦〉と読もうとしましたが、
少し調べた限りでは、どなたなのかわからず……。
ちなみに五明流とは、床の間の生け花として、京都を主流に、
江戸時代に発した花道だそうです。
不勉強のため、こういった書物が
よくあるものなのかどうかがわかりませんが、
こうして人の手で作られた、丁寧な存在こそ、
誰かの手元から、また誰かの元へと繋げていきたいと、
改めて感じました。
最良の出会いがあることを信じて、
こちらも春の鎌倉古美術展 2016 へ持って行きます。
是非実物をご覧にいらしてください。
たて 約24cm
よこ 約16.5cm
● sold
次の出店は
5/7(土)8(日)春の鎌倉古美術展 2016 11:00-17:30 (@西御門サローネ )
〈 Kamakura antiques exhbition 〉です。
気持ちの良い快晴から始まった大型連休。
今日は焼き物のご紹介です。
瀬戸麦藁手猪口。
形が良く、色も愉しく、線の筆跡や、
手に触れたときの質感が、何ともいえません。
焼き物はよくわからないながらも、惹かれて手に取るものは瀬戸が多いです。
柔らかいような、温かいような、
形が格好良かったり、とにかく好きなのでしょう。
今までも、どうにも売りたくないものを旅立たせて参りましたが、
こちらも心底そう思っています。
さらに安っぽいことを申し上げますが、
今より当然無知な、学生の頃でしょうか、
なんとなく、骨董=白洲正子=麦藁手のイメージでした。
(ふと見たら、白洲正子著「器つれづれ」の表紙が、呉須と鉄の麦藁手でした。だからか……)
こちらも春の鎌倉古美術展 2016 へ持って行きます。
ご売約● sold
江戸中期~幕末
口径 約8cm
底径 約4.5cm
高さ 約7cm
※お問い合わせはメールにて承っております。
次の出店は
5/7(土)8(日)春の鎌倉古美術展 2016 11:00-17:30 (@西御門サローネ )
〈 Kamakura antiques exhbition 〉です。
インドネシア古渡に続き、
両面染めのインド更紗。
なかなか厚手の木綿生地の表裏に、
鮮やかな赤を基調として、
華やかな文様が染められています。
小さな穴が数ヵ所見られるものの、
状態は大変良いものと思います。
(こちらの写真では質感や色みがお伝えできず、申し訳ありません。)
2度程骨董市へ持って行ったため、見覚えがある方も
いらっしゃるかもしれません。
こちらも春の鎌倉古美術展 2016 へ持って行きます。
是非実物をご覧にいらしてください。
18~19世紀
たて 約40cm
よこ 約59cm
● sold
次の出店は
5/7(土)8(日)春の鎌倉古美術展 2016 11:00-17:30 (@西御門サローネ )
〈 Kamakura antiques exhbition 〉です。
裏側
昨日の大江戸骨董市、ご来場お買い上げ、誠にありがとうございました。
小雨がなかなか止まぬ数時間もありましたが、
裂や古布を見に来てくださった皆様に、大変心強く助けられました。御礼申し上げます。
さて、本日からは春の鎌倉古美術展 2016 向けの品物を掲載して参ります。
まずは古渡のインドネシア更紗です。
小さな穴、小さなシミ、数ヵ所小さなヤブレも見られますが、
布のミミからミミまである大判で、状態も良いほうではないかと思います。
茜の色彩が、気持ち良い程の心地よさ。
草花の文様が、大変細かく描かれ、
鋸歯文は布の天地(上下)に配置されています。
(写真では色みが再現できず、、申し訳ありません。)
是非実物をご覧にいらしてください。
17,18世紀
たて 約240cm
よこ 約110cm
※お問い合わせはメールにて承っております。
● sold
明日4/22(金)は、八丁堀 書肆逆光さんに、
教草の襤褸や麻を抱えて滞在します。
12~19時までおります。
お時間ありましたら、遊びに来てください。
古書と古物 書肆逆光
東京都中央区八丁堀2-3-3 2F
Tel&Fax 03-6280-3800
※お問い合わせお気軽にどうぞ。info@oshiegusa.com
ご来店お買い上げ、誠にありがとうございました。
次の出店は4/24(日) 有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00〈 Tokyo International Forum 〉です。
Oshiegusa will be open at Tokyo International Forum “Oedo Antique Market”, Sunday, 24th April (9:00~16:00)
大きなひびといいますか、
裏からも表からも確認できる程はっきりと、
大きく割れ(反り)が入った木地盆。
小さな穴も一ヵ所ありますが、(4枚目の写真右上に僅かな白い点……)
モノを載せても不安定に感じない程度。(あくまで私見)
立ち上がりはほぼ垂直に2.5cmです。
こうして反り割れた状態は、時々あるものなのでしょうか?
材質は不勉強で断言できません。
端からではなく、中央に入った割れ目は
絵画的でもあり、何より
木という素材の、力強さを感じます。
あまり言葉を並べるべきではないような、そんな存在感。
こんなキズモノは、欲しがる人がいないかもしれない。
私はあまり手離したくありません。
次の出店は4/24(日) 有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00〈 Tokyo International Forum 〉です。
Oshiegusa will be open at Tokyo International Forum “Oedo Antique Market”, Sunday, 24th April (9:00~16:00)
中国の印花布。”Inka-fu” from China.
文様の型で糊置きした生地を、藍で染め上げる技法のため、
日本の型染め(布団皮など)とも見紛いそうになります。
でもこのおおらかな印象は、大陸のもの。
木綿の手触りも、日本の和綿と全く違います。
白く擦れた色落ち、数ヵ所の繕い、
赤茶系のシミ等ございますが、
この爽やかな水色は、
襤褸にも少し飽きたような、
濃い色合いの布団皮では重いような、
そんな気分のお客様に如何でしょう。
近年はアフリカの藍染め布も人気のようですが、
ここにも劣らぬ魅力があるように思います。
私見では、仕立て(縫い合わせ)は中国で、
繕いは日本でなされたものと感じています。
4幅が丁寧に縫い合わされた状態です。
生地は両面に型が染められています。
● sold
次の出店は4/17(日)有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00
です。
和綴じの書物、もしくは、ノート……
裏表紙から、深く数頁に渡って、三角形の穴が空けられています。
ドローイングのような書き込みは、
どこまでが誰によるものか。
色々な点に気を惹かれるのですが、本文の整った柔らかな
墨書き文字の筆跡に、心掴まれる一品。
このままの状態も勿論面白いですが、
気になる頁を、数頁並べて額装し、楽しんで頂くのも宜しいかと。
残念ながら、状態のわりにはお手頃にできません。
本当に心掴まれた方に是非。
時代不明(江戸明治か。)
※次の出店(有楽町大江戸骨董市)に持っていきます。
次の出店は 4/3(日)有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00です。
漆黒に塗られた、紙のトレイ。
おそらく本当は、縁にも、表面にも、
文様がはっきりとあった様子。
表面には、桐紋と菊花紋が描かれていたことが、
実物を手に取るとわかります。
ですので、日本のものです。
今週は、染物→型紙→……ときたので、紙モノを載せたくなり掲載。
(本当は、来月の催事用にしようかな、と思っていましたが……。)
感覚的にただ惹かれて仕入れたため、
見たままのこのモノ、しかお伝えできません。
紋や意味のある装飾が消えて、絵画のような一品。
透明無色のガラスを置くと、よく似合いました。
※次の出店(4/3 有楽町大江戸骨董市)に持っていきます。
● sold
次の出店は 4/3(日)有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00です。
正方形に近い形の型紙。
何に染めるものだったのか、今のところはっきりとは判らず。
絵柄は一枚ずつ異なります。
写真が大まかですみません。
古いものでは、長方形の型紙しか見たことがなかったので、
こんな型紙の例がどこかにないかと、詮索中です。
(書籍など、実物以外でも、もしご存知でしたらご教示ください。)
時代も不明ですが、紙を見る限りは、なかなか古そうな雰囲気。
よく見ると、どの型にも●がふたつ入っていますが、
これは糊置きする時、絵柄がズレないように、目印の役割をしています。
小紋や中型くらいの型染めにも、よくみるとこうした送り点●を
見つけることができます。
染物の資料として、まとめたままの扱いか、
一点ずつとし、朽ちた紙の表情等を楽しんで頂くか……
検討中です。
たて 約23cm前後
よこ 約20cm前後
※1枚ずつ大きさも異なります。
※次の出店(4/3 有楽町大江戸骨董市)に持っていきます。
次の出店は 4/3(日)有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00です。
しわのある状態で失敬……
日本で染められた裂。
用いている色と、木綿地の手触りや、広巾であることから、
長崎更紗と推定しました。
白い木綿地の片面(表)に、
朱や橙に近い色(蘇芳?)で縞を染め、
その上に、黒っぽい色で花草を型染めしています。
そんな組合わせが、珍しくて、面白い文様。
このような柄だと、型紙を2枚使い、2度(又は3度)染めている、
ということが判りやすいのですが、
多色の型染め(和更紗)のうち、華やかな花柄などを見るとき、
ついつい、何枚(数種類)もの型紙と、何度もの染めの作業が成されて
ひとつの絵柄を作り上げている、ということを忘れてしまいます。
といっても、そんなことを感じさせない絵柄の完成度こそが、
当時評価され、人の心を惹き付けていたのでしょうけれども。
古い時代の裂は、とても手のかけられたものばかり。
現代や昭和のプリント生地とは、
作り方が全くもって違います。
時々、畏敬を感じつつ、途方のなさに馬鹿みたいだと思うことも。
この一枚は、明快で、個性的なところが魅力なのかもしれません。
※現代作家や産地でも、途方もないことをなさっている方々がいらっしゃいます。上記の発言は、その方々への敬意もこめて。
江戸後期 幕末頃?
● sold
小ぶりな木地盆。
写真左上の縁に、欠けているところあり。
※実物は茶色ではなく、もっと黒みの強い色です。
全体の色が深いのも魅力ですが、
柔らかな縁のたちあがりが、一番の魅力。
部屋にあると、安らぐような存在です。
画像にはそんな雰囲気を収められず……
是非実物を見にいらしてください。
直径 約22.5cm
● sold
網というだけで、詳細がよくわかりません。
編むという行為は、織る行為の元になったものといわれています。
布の織り目に魅了されがちな教草は、
網の繊細な編み目にも、つい見入ってしまうのですが、
微塵の関心もない方には、
値段を言ったら確実に、へぇ?と思われそうなもの。
一点目は、下半分が薄い藍色に染まっています。
見ているとうっとりしそうになる色合い。
雰囲気から 化学藍ではなく、天然の藍染だと感じています。
所々、細い糸(紐)の編み目が切れている箇所がありますが、
酷いイタミは見られない 良い状態です。
size たて約45cm
二点目は、真ん中あたりを一本の糸(紐)が一周しており、
そこが若干ウエストのようになっています。(上手く表現出来ず。。)
こちらもとても良い状態。
水中で全体を広げ、様子を見てみたいけれど、試しておりません。
size たて約32cm
※実際の色は、いずれも拡大写真のほうに近いです。
小さなはぎれです。
江戸時代の、木綿に藍で型染めした布。
(繕い1ヵ所あり。)
とんでもなく珍しい裂ではありませんが、
細かい細かい型染めを
(手作業でこの文様を描いて彫り、職人技の糊置きと藍染で
柄を鮮明に染め上げたことを想像しながら)、
感心をして眺めています。
古物の仕事をするまでは、手仕事の詰まった古い布が欲しくても、
大抵、小さなはぎれしか買えなかったように記憶しています。
何から買いたいのか、自分でもよくわからなかったし、
お金もなく(今のほうがないけれど)、
それでもはぎれを眺めては、やっぱり好きだなあと
心底嬉しく思っていた気がします。
仕入れでは一度に色々なものを買うので、
様々なものが店頭に並びますが、
買うに値する、愉しい小さなはぎれを、
いつも少しずつ置いておけるよう心がけたいと思います。
(間に合わない時もあります、、その際はどうかご了承下さい。)
● sold
木の引き出し。
へこみや欠け、金具が出ている所などありますが、
数ヵ所の金具にさえ気を付けて頂ければ、
問題ないかと思います。
写真ではわかりにくいのですが、
木の肌には結構な味が出ており、
個人的にとても好みの雰囲気です。
引き出しもスムーズに出てきます。
傷多数にも関わらず、少なくとも最近の持ち主は、
大切に手入れしたものだろうと、
勝手に思い込んでいます。
布のはぎれを仕舞ったり、
カトラリーを入れたり、
見立ての台にも。
幅 約14.5cm
奥行き 約30cm
高さ 約8cm
● sold