織物は経糸と緯糸で出来ています。
経緯に同じ糸を用いることもあれば、
経糸と緯糸で、別の素材の糸を組み合わせること(交織)もあります。
(さらに、色、撚り具合、細さなど、組合せは無限に、、)
私が布に惹かれる理由のひとつは、
そのような最小の単位(糸1本)から形成されている、
繊細で奥深い意識です。
(うまく言えない。。)
2月1日の大江戸骨董市へ、写真の布を持っていきます。
左側から
白:紙と絹の交織、白:麻と絹の交織(もしくは麻と綿?)、
茶:麻の大きな布(10巾もあります)
緑:葛布、生成に白縞:芭蕉布
芭蕉布は茶色の縞もあります。
風呂敷は180cm程の麻布(穴あり)、
昭和の白い綿布も、新しく入れました。
こちらは古い蚊帳についていた和更紗。● Sold
この他にも色々持っていきます。道具も少し。
どうぞよろしくお願いいたします。
青山での出店時に、お客様から教えて頂いた、
キルトフェスティバルへ行ってきました。
開催については存じ上げていたのですが、
不勉強で今まで行ったことがありませんでした。。
最終日にも関わらず、広い会場は沢山の人で賑わっていました。
気になったのは、藍色木綿の濃淡や、型染、ちりめんや絹の古布などを活かして作った、
抽象画のような、日本の古布のキルト群です。
丹念に長い時間をかけ、丁寧に作られた存在は、
静かであったり、楽しげであったりする一方、
物凄いエネルギーが潜んでいるようで、圧倒されました。
古布は、そのまま飾る、仕立てる、繕う、仕舞っておいて時折眺める、
もしくは、創作や研究の資料としてなど、
人それぞれの楽しみや向き合い方があると思います。
何かに作り変えることで、それまでの状態は失われる訳ですが、
力が込められた大作の一部になれた小さな裂は、
これからも長く、大切にしてもらえるに違いありません。
というわけで、
人を魅了する力のある布を、
いつも見つけられるようになりたい、と思う日々のことでした。
1(日) 大江戸骨董市 9:00-16:00
7(土) 青山 Weekly Antique Market 10:00-16:00
15(日) 大江戸骨董市 9:00-16:00
22(日) 乃木神社骨董蚤の市 9:00-夕方 ←天候不順のため、中止となりました
28(土) 青山 Weekly Antique Market 10:00-16:00 ←追加しました!
どうぞよろしくお願いいたします。
昨日の大江戸骨董市へお立ち寄り、お買い上げ下さいました皆様、
どうもありがとうございました。
写真は午後の一枚。
24(土)青山ウィークリーアンティークマーケットには、Boroや水色の麻布、ポシャギの類の布をお持ちします。
25(日)乃木神社骨董蚤の市では、久々に道具類、玩具も少し並べます。
よろしくお願いいたします。
染織品で、ほぼ確実に時代が特定できるもの、というのは、
年号が入っている場合や、
その時代特有の技法が使われている場合(江戸の刺繍など)、
年号入りの裂帳や文献にある裂と、全く同じという場合でしょうか。
そして、雰囲気や風合いを頼りに。
(それは、時代あるものを、数多く見ている経験がないと言えません。)
時代がわかるものが、僅かでも手に入るのは嬉しいことです。
古いことが証明出来るからというよりは、
そのひとつから、また様々な目安が図れるからかもしれません。
ちなみに、教草が江戸のものを尊重しているのは、
明治初頭以前までが、日本で染織の手仕事と自然の力が、
全般的に保たれていた、最後の時だからです。
(効率化の始まる前、という意味です。)
写真は縞の布と型染め、木綿と麻の交織生地の着物。
こちら以外にも、18日 大江戸骨董市 では、
江戸の美しいブルーなどを並べる予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
連休中の青山ウィークリーアンティークマーケット、
代々木公園での大江戸骨董市にて、
お立ち寄り、お買い上げ下さりました皆様、
どうもありがとうございました。
(写真は土曜日の青山マーケット)
今月後半は18日(日)大江戸骨董市、25(日)乃木神社骨董蚤の市へ
出店いたします。
初めてお会いすることの出来たお客様、
いつもお立ち寄り下さる皆様に、少しでも多くご満足頂けるよう、
新しく入荷した布を、出来る限り沢山持って参りたいと思っています。
2月以降も、有楽町大江戸骨董市を中心に、
いくつかの会場へ出店していく予定です。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
本年最初の大江戸骨董市は、
冬の陽射しを感じる美しい1日となりました。
お立ち寄り、お買い上げ下さりました皆様、
新年早々より、どうもありがとうございました。
次回の出店は
10(土)青山 Weekly Antique Market です。(10:00-16:00)
日本の古布や、食器を様々に、
世界の布(←今回はハギレのみ、です)も並べます。
なお、12月までは子供の城側で開催しておりましたが、
1月中は表参道側(青山ブックセンター側)へ、アンティークマーケットの場所が移ります。
いらして頂ければ、すぐに分かると思うのですが。どうか見付けて下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
布のはなし〈絹・紬〉 テキストを入れました。
写真の小袖裂は、袖が離されていますが、合わせると一着分あります。
江戸期のものであるのは間違いありませんが、
何故このような形状なのか、これを縫箔と呼んで良いのか、
わからないままでいます。
(全体も詳細もわからない写真で、申し訳ありません。)
1月4日の大江戸骨董市では、こちらの裂を含め、絹を多めに並べます。
旧年中は沢山の皆様より、心温かいご配慮を賜りました。ありがとうございました。
新しい一年、しっかり布を集めていけるよう努めます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。