3(日)有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00〈 Tokyo International Forum 〉
8(金)~10(日) 繕いの古布 〈 @書肆逆光 〉 12:00-19:00 ※会期中在店
17(日)有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00〈 Tokyo International Forum 〉
(仮)24(日) 乃木神社骨董蚤の市 9:00-15:00〈 Minato-ku Nogi shirine 〉
これから蒸し暑さが強まっていくのは、体力的にはきついのですが、
そんなときこそ、軽やかなものや、涼やかなものを。
自然や植物と、人の生活がもっと近かった頃に作られた布は、
現代のうだる暑さも、ほんの少しまぎらわせてくれるような……
眩い7月も、どうぞよろしくお願いいたします。
26(日)の乃木神社骨董蚤の市 (9:00~15:00)には、
麻や木綿の新入荷の品
絣等の木綿単着物(やや難あり。1000~3000円。)
木綿糸
糸巻き
などなど
を持っていく予定です。
のんびりとした乃木神社、楽しみな時間です。
代々木公園骨董市など、他のご用事と合わせて、是非よろしくお願いいたします。
(続き)そしてこちらは、6月に開店した山桜桃屋(ゆすらや)。
日本各地の老舗和菓子屋のお菓子を、抹茶や煎茶とともに頂ける和菓子カフェです。
高円寺駅から中通り商店街を進んでいくと、道の左側にあります。
(既に某人気古物商blog○でも取り上げられていますね。)
山桜桃屋さんにもまた、教草で店先の暖簾用に麻布を選んで頂きました。
数点の候補から、悩んだ末に白を選択。
白い手績みの麻布は、私にとって初心のような類いの品物だったことを、
改めて今回思い返すことができました。
お店を訪ねると、麻暖簾の横にはボージソワカさんの風鈴も。
日本の美しさを伝えていきたい、という
大切な思いの詰まった店の表に備えてもらい、嬉しい限りです。
今回は冷たい抹茶と上生菓子を頂きましたが、
味わうのに夢中で、写真がありません。
店内の野草たちは、店主の女性が自宅で育ててきたもの。
器は勿論、お盆や茶釜などの備品や、大きな什器も、店主の眼で統一されています。
私は清々しい余韻を感じながらの帰路となりましたが、
たまたま同席した一見のお客様(通りすがりに来店)も、
何やら大変満足された様子で去っていかれました。
近所にあったら、足しげく通ってしまいそうなお店ですが、
抹茶の風味と美味しいお菓子が忘れられなくて、
電車を乗り継いで、またすぐに行ってしまいそうです。
お菓子はお持ち帰りもできます。(しましたがすぐに完食。)
気になった方は、是非行ってみてください。
器と和菓子 山桜桃屋
火曜定休 11:00~19:30
杉並区高円寺北 3-2-12
高円寺駅から徒歩3分
※お休みすることもありますので、お出かけ前には当日の営業時間等をご確認ください。
(6/29までお休みなさるそうです。)
骨董市でお客様として出会った女性2人が、それぞれにお店を始めました。
まずこちらは、今年の1月に開店した、ボージソワカという古物のお店です。
教草で選んだ麻布を、間仕切りや鞄(非売?)にしたり、
古裂を、風鈴に使ったりしてくださっています。
最寄り駅は京王線 芦花公園駅です。
芦花公園という駅には、世田谷文学館へ行くため、
過去に2度程降りたつもりでしたが、
お店のある北口を歩き、まちの雰囲気に触れだすと、
あぁ面白い!と心の中でひとり繰り返しながら、
彼女のお店がどんなかを、余計に楽しみにして向かいました。
古物商をしてから、ものと人に会う機会を沢山得てきました。(と言っても駆け出しの僅か2年。。)
20代のお客様というのは、比較的少なく、それは
新しいものに比べ、古いものを欲しがる人が少なく、
欧のものに比べ、日本のものを手に取ろうとする人が少ないからか、
なんて思ったりしています。
でも少ない分、とても真摯に自分の感覚で見て、それらを尊んでいるのが伝わってくるので、
嬉しさと共に、こちらの気が引き締まる思いがするのです。
古物に限らず、少し手を加えたもの(上記の風鈴など)もあり、
そこにはさらに店主さんの感性が活きていて、はっとします。
私の写真では全く雰囲気が伝わらないのですが……
blogを覗いてみると、写真が瑞々しくて魅力的です。
気になった方は、是非行ってみてください。
※古い建物の2階にあります。1階は無国籍料理のナナドニブ。
お休みすることもありますので、必ず予定をご確認ください。
antiques ボージソワカ
金/土 15:00~21:00
東京都世田谷区南烏山3-23-24 2F 丸美ストアー内
京王線芦花公園駅より徒歩5分/世田谷文学館より徒歩10分
http://bodhisvaahaa.blogspot.jp
19(日)の大江戸骨董市では、沢山のお立ち寄りお買い上げ、誠にありがとうございました。
次回以降も、色々ご用意していけるよう、楽しみながら努めます。
写真は江戸幕末の和更紗。
おそらく堺更紗と思われますが、花文様は堀川更紗風とも見られるとのご指摘。
日本の更紗の産地は、曖昧な判断になることも多いようです。
(資料となる古い証拠や、研究対象として見られてきた方が少ないからでもあり、
しかし対象として調べ抜こうとする方によって間違いが見つかったり。)
同じように、例えば麻の絣上布も、一般に広まっている思い込みで見てしまうと、
事実とは異なる判断をしてしまうこともあります。
難しいなと思いますし、気を付けたいなと思います。
といことで、産地はやや曖昧です。
そして見たところ、洗うと文様が流れて薄くなると思われます。
若干のかすれはありますが、状態はとても良いです。
※写真は二つ折りにした状態で、水色(プルシアンブルー)の縁のある辺が短辺です。
写真左から、白い木綿地。(おそらく手紡ぎの和綿)
真っ白に見えますが、シミがありますので実物をご確認ください。風合いはとても良いです。
そして風呂敷色々。藍染め、緑地● 、染め分け● など。
ハギレも追加しました。是非見にいらしてください。
※19(日)の大江戸骨董市では、
・古道具安売り
・麻、木綿の単着物 (難あり品~上布まで。)
・古布いろいろ (木綿、麻、染物ハギレなど、新入荷の品。)
を予定しております。よろしくお願いいたします。
左から、角が繕われている、深い藍染めの麻風呂敷● 。
「鹿島村」は福島でしょうか……?
麻布に藍染めの、馬のたづな● 。長かったものの一部。
茶色に縞の蚊帳生地は、佐渡といわれています。大きかったのでほどきました。
他にも色々入りました。是非見にいらしてください。
繕い(つくろい)や継ぎはぎのある日本の古布、
木綿・麻・絹を、
書肆逆光さんの古物と共に、展示販売いたします。
2016年7/8(金)~10(日)
12:00~19:00 会期中無休
お問い合わせ info@oshiegusa.com
古書と古物 書肆 逆光
東京都中央区八丁堀2-3-3 2F
日比谷線 八丁堀駅 A5出口 徒歩3分
都営浅草線 宝町駅 A8出口 徒歩5分
JR,東京メトロ各線 東京駅八重洲口 徒歩12分
4日間の点店3が無事終了いたしました。
今回も沢山のお客様にご来店頂き、
ささやかに安堵することができました。
どうもありがとうございます。
4店9組の古物業者、それぞれの品物を全てご覧に、足をのばしてくださった皆様、
お目当ての業者のもとへ、わざわざお越しくださった皆様、
布を選んでくださった皆様、御礼申し上げます。
今後とも「 点店 」という他に類いのないイベントを、よろしくお願い申し上げます。
教草は、これからも催事や出店に合わせて、とっておきの品をご用意できるよう努めます。
今回もお世話になりました逆光さん、 他の誰とも違う感性と眼をお持ちのじんたさん、ご一緒させて頂き、ありがとうございました。
※次の展示会では、繕いのある古布を展示販売いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
今週は 6/9(木)~12(日) 点店3 〈 @書肆逆光 〉12:00-19:00 です。
地図や詳細はこちらよりご確認下さい→★
教草からの品ものは、日本の布がメインです。
古布と古裂と、古道具と骨董。
毎回、どうなる事かと不安のピークに達しながら、搬入日を迎えます。
これから集中してラストスパート……
良い裂、入っています。
点店3、今回もどうぞよろしくお願いいたします。
※教草はじんたさんと、八丁堀逆光さんにお邪魔して、品物を並べます。(12:00~19:00)
古書と古物 書肆 逆光 12時〜19時
東京都中央区八丁堀2-3-3 2F
※会期中無休ですが、10日は仕入れのため教草は不在。その他は終日在店予定です。
次の出店は 6/9(木)~12(日) 点店3 〈 @書肆逆光 〉12:00-19:00 です。
地図や詳細はこちらよりご確認下さい→★
露店では持ち出しにくかった古裂類など、持っていく予定です。
よろしくお願いいたします。
点店3DMの、表紙に入れてもらった古渡インド更紗。
ほかにも、外国の布いくつかご用意ございます。
(写真は中国、アフリカ、ヨーロッパ……。他に韓国、インドetc.)
※アフリカのケンテクロス● sold
今回もスタンプラリーがございます。
(全会場の4店舗をまわって頂くと、2000円以上の品で500円引き。)
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
※教草はじんたさんと、八丁堀逆光さんにお邪魔して、品物を並べます。(12:00~19:00)
会期中無休ですが、10日は仕入れのため教草は不在。その他は終日在店予定です。
次の出店は 6/5(日)有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00
9(木)~12(日) 点店3 〈 @書肆逆光 〉12:00-19:00 です。
今週の大江戸骨董市へは、麻の着物を多く持っていきます。6/5の大江戸骨董市は、天候不順のため中止となりました。
麻の着物は6/19の骨董市へ持っていきます。
縞、絣、型染め、無地、襦袢……
実際に着られそうなものもありますが、
何かに仕立てる素材になりそうなもの、のほうが多いかもしれません。
お値段も1000円~3万円ほどと、時代や質に幅があります。
写真よりも、もう数点追加があります。
その他の品は検討中です。
どうぞよろしくお願いいたします。
次の出店は 6/5(日)有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00
9(木)~12(日) 点店3 〈 @書肆逆光 〉12:00-19:00 です。
毎日何しているの?の返答、3本柱のひとつ。
綿や麻を洗うこと。
勿論洗わないものもあります。
が、結構な頻度でも洗っています。
たて続けに何枚も洗うこともあれば、
たった一枚に数日間 労を費やし、疲れ果てたこともありました。
その後、ほどいてみたり、薄手のものにアイロンしたり、
それを出店前夜まで先のばしたり。
手間かけてます、と宣伝してみたいわけではなく、
本当によく聞かれるので書きました。
家具屋さんは家具を洗ったり、ガラスを変えたり、ワックスを塗ったり……
焼き物屋さんも、器洗ったり、手入れに勤しんでいらっしゃる。
古いものを相手にしているので、必要と判断したら当然の事です。
なーんて言って、凄く面倒な時もあります。
それに、本当は裂や素材のことを調べたり、もっとよく理解したい……。
色々と要領が悪いのも随分自覚しているのですが、
布を洗う行為は、糸味を確かめられる布屋らしい作業で、
清々しい楽しみのひとつです。
でもせめて、同じ位に手をかけるなら、
より価値があるものを見つけられなくてはと、気を付けています。