2月は早く過ぎるものなのでしょうか。
つい最近新年を迎えたと思っていたら、もう3月目前です。
新しい季節には、自分の身辺や、
日常のもちものの何かを変えてみたくなります。
軽やかな布で、室内の雰囲気を一新するのも新鮮かと。
藍色の布を沢山仕入れました。(正藍染や、BOROではありません。)
洗い干している間、大量の藍色で
ベランダがインスタレーションのようになり、とても気分が良かったです。
上の写真は、継ぎのある青い木綿の蚊帳。● Sold
今週末は、出店をひとつ増やして
2月28日(土) 青山 Weekly Antique Market 10:00-16:00
3月1日(日) 大江戸骨董市 9:00-16:00
に参加します。
どうぞよろしくお願いいたします。
風の強かった翌日、
桜の小枝をこっそり拾って来ました。
気温はまだ低くても、空気の中に春を感じるようなこの頃、
桜の枝からは、どのような色彩が出てくるだろう、と。
(年末には、黄色味の強い、やわらかな茶色でした。)
時々、何かの染液を煮出してみても、
時間がないとか、色が出ていないという理由で、
染液を捨ててしまうことがあります。
今回は、夜中に染液を煮詰めながら、
微かに変化していく、透明な深い色に、見入ってしまいました。
樹木の血液かと思うような、赤を含む色でした。
(写真には全く上手く写せず。)
他にやるべきことは沢山あるのに、、、
晴れた日を選んで、久しぶりの草木染めです。
素人の染色も、家庭料理と同じで、
一度正当な流れを覚えてしまえば、
それなりには出来上がるものと思っています。
味付けが少し違うのも、染め上がりにムラがあるのもご愛嬌です。
桜でピンク色を染めてみたいという方、結構いらっしゃるのかなと思います。
植物はその地域や、たった数日という時間で状態が変化するようなので、
必ずではありませんが、
もしかするとちょうど良い時期なのかもしれません。
お試し下さい。
ちなみに、今回染めたのは、古布の麻布(手績み)と絹の紬糸でした。
八丁堀の〈書肆 逆光〉さんへ行ってきました。
白いビルの2階、雰囲気のある店内に、古書と骨董、古いものが美しく並んでいます。
お店は、昨年の5月にオープンされたそうです。
古い本には、ものとしての佇まいだけでなく、
ページを辿りながら入っていくことのできる、言葉の世界があります。
そういった本の世界と、
静かに向き合うことが出来る空間を作っていらっしゃるのを、
凄いなぁと感心しながら帰りました。
最寄り駅と住所は八丁堀ですが、
銀座や日本橋からも歩けます。(と私は思っています。)
古書は美術書や思想、文学、詩集など。
都心散策の際に、是非お立ち寄り下さい。
12時〜19時 日曜休
東京都中央区八丁堀2-3-3 2F
昨日の大江戸骨董市にて、
お立ち寄り、お買い上げくださいました皆様、
どうもありがとうございました。
お客様や先輩業者さんに、多大に助けて頂きながら、
時間の経つのが早い1日、そして1週間でした。
上の写真は、好きで飾り続けている麻の布。
冬の陽射しの明るさは、
涼しげなはずの麻布を、あたたかいものに見せてくれるように感じます。
人の手仕事の跡があるからかもしれません。
次回は22日(日)乃木神社骨董蚤の市です。
何を並べるかはまだ未定です。
お時間ございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
久々に展覧会を観てきました。
文化学園服飾博物館「時代と生きる 日本伝統染織技術の継承と発展」、
英題 Kimono:Japanese Textiles from Tradition to Technology
(2月14日で終了。。)
型染、友禅、絣、絞り染めなど、日本の代表的染織技術が、
時代と共に変容してきた様を、とても分かりやすく観られる展覧会でした。
作られる行程や、人の手と道具や機械の関わり方が異なれば、
仕上がるものも、全く別々の雰囲気を放ちます。
英題を直訳すると、伝統から科学へ。となるのでしょうか。
途方もなく手のかかる行程を経て、作られた布。
機械でペシャンと作ることの出来る布。
安価なものは、流通するには勝ります。
伝統を受け継いでいくことは、現代にも、いつの時代にも、
計れない困難や孤独があるんだろうと、観終わってから思いました。
技術の発展や効率化を、ただ非難する気持ちはありませんが、
手仕事と真摯に向き合っている作り手のものが、
世の中の、あまり見えにくい所に隠れている、ということは
いつも覚えておきたいです。
そしてやっぱり、本物を知りたいです。
日曜日は有楽町の大江戸骨董市です。
ご期待にはかなわないかもしれませんが、
昔々の、無名の人の手仕事で作られた、表情豊かな布や美しい布、
時の経過を纏った布などをご用意しておきます。
1(日) 大江戸骨董市 9:00-16:00 ←天候不順のため、中止となりました
7(土) 青山 Weekly Antique Market 10:00-16:00
15(日) 大江戸骨董市 9:00-16:00
22(日) 乃木神社骨董蚤の市 9:00-夕方 ←仕入のため、13時に早退します
28(土)29(日) ドーの古道具市 その四 11:00-19:00
3月は gallery & shop do 本店で開催される
「ドーの古道具市 その四」へ初めて参加させて頂きます。
店主の方々それぞれの、
とても魅力的な品々が並ぶ古道具市です。
教草では綺麗な布を集めようと、必死に準備中です。
(上の写真にあるような袈裟や打敷は、勿論持っていきません。たぶん。)
CLASKA周辺には、楽しい古道具や、日本の古家具のお店がありますので、
合わせてお立ち寄りなさることをお勧めします。
出店を増やした際にも、こちらへ追記していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
先週末、青山での出店に
お立ち寄り、お買い上げ下さいました皆様、
どうもありがとうございました。
出店のときは、お客様の反応や言葉から、いつも沢山のヒントを頂いています。
先週は、お客様から思いもよらないことを教わり、
裂を扱う楽しみを、改めて感じることができました。
ありがとうございました。
写真の布は最近仕入れた布の一部。
左側から、
(少ししか映っていませんが…)藍色の厚手木綿のたっつけ● Sold
江戸期の打敷(裏は江戸期の越後上布、破れあり)● Sold
写真右は、
継ぎのある麻風呂敷● Sold
綿麻の布地(タテ:紡績綿糸、ヨコ:生成の麻。9m)● Sold
オクソザックリ。
この他にも色々、用意しました。
次回は15日(日) 大江戸骨董市、
翌週は22(日)乃木神社骨董蚤の市に出店します。
どうぞよろしくお願いいたします。
2月7日(土)は、青山ウィークリーアンティークマーケットに出店します。
国連大学広場前にて、10時から16時までの開催です。
お天気にも恵まれそうです。
写真左は、古い着物等だった日本の麻布(大きさは様々、折り目、ヤケあり。)● Sold
右は、インドネシア スマトラの絞り染め(小さめのハギレ、穴あり。)● Sold
下に見える白生地はインドの布(現代)● Sold
この他にも、慌てて最後の準備をしています。。
出店によって、持っていくものを少し変えています。
HPにあったもの、以前見かけたこんなもの、はありますか?など、
お気軽にお問い合わせください。
お早めにご連絡頂けましたらお持ちします。
どうぞよろしくお願いいたします。