10/1(日)は有楽町 大江戸骨董市 (9:00~15:00)に出店します。
写真(左)は木綿の暖簾。2巾でひとつの絵になっています。
出店し始める頃から持っていた品ですが、一年に1~2回、
この時候にだけ持っていっていました。
秋草がおおらかに、所々で繊細に描かれており、
美しいと感じる品です。
写真(右)は幕末明治頃(おそらく幕末頃)の型染めはぎれ2種。
特に赤系は、顔料系の染料かもしれません。
しっかりとした和綿らしき生地と、
文様をはっきり見せてくれる鮮やかな発色が印象的です。
明日はこちらの品物の他、新入荷を含める古布古裂と、道具も少し並べる予定です。
骨董市、教草の次の出店は来春か夏頃の予定でおります。
お時間ございましたら、国際フォーラム地上広場まで、是非お立ち寄りくださいませ。
※ 10/25(水)~31(火)は、「日本の古布 縞と格子」+「更紗と古裂」 松屋銀座本館7F デザインコレクション イベントスペース です。
9/17(日)の大江戸骨董市は、台風のため中止となりました。
次の出店は 10/1(日)の有楽町 大江戸骨董市 (9:00~15:00)です。
大変薄手の絹に、鮮やかな染め。
江戸ある着物の裏地から、ほどいておいたものだそう。
信頼できる方から、譲り受けました。
時代と素材から、おそらく全て植物染めによる色ですが、
何度も染めを重ねたのでしょうか。
現代では退色しやすいイメージの草木染め、
丁寧に本当の染めを行えば、こんなにも鮮やかさを保てるもののようです。
(勿論、現代も作家さんの手による、素晴らしい植物染めを拝見できる機会があります。)
生地は、ツルツルした生糸や、少し表情のある紬糸風のものまで。
糸の作られ方にも、きっと手の仕事が活きているのでしょう。
とても魅力的です。
小さめのハギレから、少しは大きさのあるものまで。
9/17(日)の有楽町大江戸骨董市へ持っていきます。
→10/1(日)にお持ちいたします。
※年内最後の販売会予定
10/25(水)~31(火)「日本の古布 縞と格子」+「更紗と古裂」 松屋銀座本館7F デザインコレクション イベントスペース
どうぞよろしくお願いいたします。
文化14年の銘がある麻。ご売約済みのもの。
※写真では、色味が再現できておりません。
大先輩方が口々に仰有るのは、
前はもっと古い(=江戸ある位の、味のある)裂が
沢山あった、出てきたとの事。
うんと出遅れた私の手元には、大したものがありません。
もしも古い裂をお持ちで、
次の誰かへ、どこかへと、貰い手や行き場を想っていらっしゃる方、
とてもゆっくりではありますが、
お手伝いさせて頂きますので、お知らせ下さいませ。