今月は5/21(日)の大江戸骨董市に出店予定です。
先月の骨董市でも、沢山のお客様にお立ち寄りいただきました。わざわざのお立ち寄り、どうもありがとうございました。おかげさまで、私は大変力をいただきました。
写真は麻の布。
現代でも勿論そうですが、布は用途によって、生地の厚みや特徴の異なるものを用います。それは糸に用いる繊維の個性を選ぶところから始まっているように思います。
夏の着物には軽やかな薄手となるような細い糸を、
仕事着には強度を保てるようやや硬さのある繊維から細すぎない糸を、肌の近くに纏うものは、生地を柔らかく加工して(晒して)から、など。(布ができるまでには、本当はきっともっと複雑に複雑に続きますが、頭脳と文才がなく、ここまで。)
生活の中にも布が沢山あり、風呂敷や幕、蒸し布、蚊帳生地、など様々な布が残っており、働く布には、見に纏うものとは異なる布が用いられていることがわかります。
糸の細さや織密度などの布の違いを、全て手仕事のみで成していた古い時代の手紡ぎ(手績み)手織布、
もし骨董市でお会いできましたら、親しみ愉しみ、布を広げて、是非ご覧になってみてください。
麻の布、いつも通り(か、やや多めに)持っていきます。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。