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  • 小紋の文様帳
  • 2017.03.15.Wed

 

 

小紋染めの文様見本。

年代や作成の詳細はありませんが、昭和戦前までのもの。
 

小紋染めは、江戸時代に武士の袴地等に用いられましたが、

近現代においては、女性の絹着物に用いるものとして、イメージが定着しています。
 

この見本帳には、おそらく女性の着物地のための、

華やかさや、面白さの垣間見れる柄が、数多く見られます。
 

日本の独自の型染めや文様、型紙文化の変革過程の資料として、

興味深いものと感じています。

※ひとつずつの型には、番号がふられている限りで、
文様の名前は記載されておりません。