教草は、江戸期以降の日本の染織品を中心に、
骨董、古道具のご紹介をしています。
(時々、海外のものも入ります。)
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「教草(おしえぐさ)」という言葉は、江戸時代、往来もの(初等教育用の教材)の意味で用いられていました。
教草oshiegusa の名には、
美しいものと出会い、それらを知ろうとする、入口(初歩)のひとつでありたい。
素材である自然(草木)から多くを学び、教わりながら活動していきたい。
という思いを込めています。
藍一覧(あいいちらん)
養蚕手びき草(こがいてびきぐさ)
製茶一覧(ちゃのこしらへかたいちらん)『教草』より
『教草』(明治5~7年 博物局発行)
明治初頭、日本の代表的産物・産業について取り上げた、彩色木版『教草』(30数枚1組)が、当時の博物局によって刊行されました。その作成の目的は、海外博覧会で日本のものづくりをわかりやすく紹介するためであり、また、それらを日本の子どもたちが学ぶ教材とするためでもありました。
『教草』30数枚それぞれの題材には、藍や養蚕、苧麻や葛布など、染織に関するいくつもの事柄をはじめ、漆や紙などの製法、稲や茶葉などの農作物、豆腐や蒟蒻の作り方まで、様々な産物(ものたち)が取り上げられています。