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  • 和更紗 長崎
  • 2016.03.28.Mon

 
次の出店は 4/3(日)有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00です。

 
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しわのある状態で失敬……

日本で染められた裂。

用いている色と、木綿地の手触りや、広巾であることから、

長崎更紗と推定しました。
 

白い木綿地の片面(表)に、

朱や橙に近い色(蘇芳?)で縞を染め、

その上に、黒っぽい色で花草を型染めしています。

そんな組合わせが、珍しくて、面白い文様。
 

このような柄だと、型紙を2枚使い、2度(又は3度)染めている、

ということが判りやすいのですが、

多色の型染め(和更紗)のうち、華やかな花柄などを見るとき、

ついつい、何枚(数種類)もの型紙と、何度もの染めの作業が成されて

ひとつの絵柄を作り上げている、ということを忘れてしまいます。

といっても、そんなことを感じさせない絵柄の完成度こそが、

当時評価され、人の心を惹き付けていたのでしょうけれども。
 

古い時代の裂は、とても手のかけられたものばかり。

現代や昭和のプリント生地とは、

作り方が全くもって違います。

時々、畏敬を感じつつ、途方のなさに馬鹿みたいだと思うことも。

この一枚は、明快で、個性的なところが魅力なのかもしれません。

※現代作家や産地でも、途方もないことをなさっている方々がいらっしゃいます。上記の発言は、その方々への敬意もこめて。
 

江戸後期 幕末頃?
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