お知らせと日記news+blog

  • category

  • archives

    • 2024 (2)
    • 2023 (13)
    • 2022 (19)
    • 2021 (21)
    • 2020 (4)
    • 2019 (5)
    • 2018 (8)
    • 2017 (51)
    • 2016 (142)
    • 2015 (98)
    • 2014 (26)
  • 襤褸 BORO
  • 2016.04.21.Thu

 
IMG_20160421_133954● sold  

IMG_20160211_210614

_20160420_130020

_20160421_124751

IMG_20160421_135627

_20160206_222015
 

明日4/22(金)は、八丁堀 書肆逆光さんに、

教草の襤褸や麻を抱えて滞在します。

12~19時までおります。

お時間ありましたら、遊びに来てください。

古書と古物 書肆逆光
東京都中央区八丁堀2-3-3 2F
Tel&Fax 03-6280-3800

 
※お問い合わせお気軽にどうぞ。info@oshiegusa.com

ご来店お買い上げ、誠にありがとうございました。

  • 割れ木地盆
  • 2016.04.21.Thu

 
次の出店は4/24(日) 有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00〈 Tokyo International Forum 〉です。

Oshiegusa will be open at Tokyo International Forum “Oedo Antique Market”, Sunday, 24th April (9:00~16:00)

 
_20160418_173532

_20160418_173515

_20160418_173440

IMG_20160421_002351
 

大きなひびといいますか、

裏からも表からも確認できる程はっきりと、

大きく割れ(反り)が入った木地盆。
 

小さな穴も一ヵ所ありますが、(4枚目の写真右上に僅かな白い点……)

モノを載せても不安定に感じない程度。(あくまで私見)

立ち上がりはほぼ垂直に2.5cmです。

こうして反り割れた状態は、時々あるものなのでしょうか?

材質は不勉強で断言できません。

 

端からではなく、中央に入った割れ目は

絵画的でもあり、何より

木という素材の、力強さを感じます。

あまり言葉を並べるべきではないような、そんな存在感。
 

こんなキズモノは、欲しがる人がいないかもしれない。

私はあまり手離したくありません。

  • 印花布
  • 2016.04.20.Wed

 
次の出店は4/24(日) 有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00〈 Tokyo International Forum 〉です。

Oshiegusa will be open at Tokyo International Forum “Oedo Antique Market”, Sunday, 24th April (9:00~16:00)

 
_20160420_125349

_20160420_125558

_20160420_125448

_20160420_125630 _20160420_125615

IMG_20160420_125742 IMG_20160420_125758

 
中国の印花布。”Inka-fu” from China.

 
文様の型で糊置きした生地を、藍で染め上げる技法のため、

日本の型染め(布団皮など)とも見紛いそうになります。

でもこのおおらかな印象は、大陸のもの。

木綿の手触りも、日本の和綿と全く違います。
 

白く擦れた色落ち、数ヵ所の繕い、

赤茶系のシミ等ございますが、

この爽やかな水色は、

襤褸にも少し飽きたような、

濃い色合いの布団皮では重いような、

そんな気分のお客様に如何でしょう。

近年はアフリカの藍染め布も人気のようですが、

ここにも劣らぬ魅力があるように思います。
 

私見では、仕立て(縫い合わせ)は中国で、

繕いは日本でなされたものと感じています。
 

4幅が丁寧に縫い合わされた状態です。

生地は両面に型が染められています。

 
● sold  

  • 春の鎌倉古美術展 2016
  • 2016.04.17.Sun

 

16-4-kamakura-image1 _20160417_131901

16-4-kamakura-image2

 
5/7(土)8(日)春の鎌倉古美術展 2016 11:00-17:30 (@西御門サローネ )
〈 Kamakura antiques exhbition 〉
 

鎌倉にある、大正時代に建てられた邸宅(※) 西御門サローネを会場に、

春秋と年2回開催されてきた 鎌倉古美術展。

仏教美術から古道具まで、様々なセンス溢れる品と出会える大人の催しに、

今回、教草もお邪魔させて頂くことととなりました。
 

会場までは、バスと徒歩でのご案内を掲載していますが、

大雨や大荷物でなければ、東口から寄り道しつつ、ゆっくり徒歩でも。

鶴岡八幡宮鳥居を目の前にして、右方向へ。

突き当たり(宝戒寺)で左折して進み、

コンビニの前からはDMのご案内通りです。
 

まだ行ったことがなかった、という方、

鎌倉まで、久々に行こうかな……という方、

心よりお待ちしております。

新緑の季節の鎌倉散策とともに、

是非お楽しみください。
 
◎会期が近づきましたら、鎌倉用の品物upします。お楽しみに!

 
(※)西御門サローネは、大正15年[和風別棟(書斎)は昭和4年]に、作家 里見弴の住宅として、建築された建物です。平成6年に鎌倉の景観重要建築物等に指定されています。

 
過去の様子は青蓮亭さんblogからどうぞ

  • 17日 有楽町
  • 2016.04.16.Sat

 

今週の出店は4/17(日) 有楽町大江戸骨董市 9:00-16:00〈 Tokyo International Forum 〉です。

 
IMG_20160414_190751 IMG_20160414_191312

 
天気予報が若干不安定になっています。

前回開催できたので、今回もきっと大丈夫でしょう。

開催か否かは、土曜の夕方以降、主催者ページを確認後、

こちらに追記します。

→明日は開催されます。教草も出店いたします◎

【変更】本日の有楽町 大江戸骨董市は、天候不順のため、中止となりました。お間違えになりませんよう、よろしくお願いいたします。

※次回の出店は来週4/24の有楽町大江戸骨董市です。

 
先週から、連日少しずつ仕入をし、

楽しいものが増えました。

それに伴い、資金もかつてなく枯渇……。

 
今回は暫く動いていなかった布の、価格を見直しました。

とても良いものから、詳細不明のものまで。

ほんの一部ですが、合うものがありましたら是非。

楽しみにいらしてください。

  • 手書と落書の書物
  • 2016.04.15.Fri

 
次の出店は4/17(日)有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00
です。

 
IMG_20160414_191119

IMG_20160414_191051

IMG_20160414_190937

IMG_20160414_191146

_20160414_191023

 
和綴じの書物、もしくは、ノート……

裏表紙から、深く数頁に渡って、三角形の穴が空けられています。

ドローイングのような書き込みは、

どこまでが誰によるものか。

色々な点に気を惹かれるのですが、本文の整った柔らかな

墨書き文字の筆跡に、心掴まれる一品。

 
このままの状態も勿論面白いですが、

気になる頁を、数頁並べて額装し、楽しんで頂くのも宜しいかと。

残念ながら、状態のわりにはお手頃にできません。

本当に心掴まれた方に是非。

 
時代不明(江戸明治か。)
※次の出店(有楽町大江戸骨董市)に持っていきます。

  • 5月の出店予定 May. schedule
  • 2016.04.14.Thu

 
_20160414_190708

 
7(土)8(日)春の鎌倉古美術展 2016 11:00-17:30 (@西御門サローネ ) 〈 Kamakura antiques exhbition 〉

15(日) 有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00〈 Tokyo International Forum 〉

22(日) 乃木神社骨董蚤の市 9:00-15:00〈 Minato-ku Nogi shirine 〉

 

新緑の鎌倉で、古美術や仏教美術、など、旅するモノがあつめられた、大人の古美術展に参加します。

教草からも、渋くて端正なものをご用意すべく、奮闘中です。

是非足をお運び下さい。

 
まだ肌寒さを感じる日もありますが、

季節の移ろいと共に、心持ちまで清々しく。

どうぞよろしくお願いいたします。

  • 天保云々
  • 2016.04.09.Sat

 

_20160408_011756

 
風邪のため、今週は品物紹介を怠りました。

しかし、これは花粉症かもしれない……

そんな事を感じながら、

今後の露店や展示会での 品揃えについて

想いを馳せた数日。
 

天保……と墨書のあるぼろぼろの書物。その他紙モノ多くあります。

表紙の紙質や加工が美しいです。

10(日) 富岡八幡宮骨董市に出したかったのですが、お休みする予定です。
(思い立ったら12時頃まで出店します……)

来週は、17(日) 有楽町 大江戸骨董市 に出店いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

  • 鎌倉古美術展
  • 2016.04.04.Mon

 

_20160330_142256

 
昨日は霧雨止まぬ中、ご来場お買い上げ、誠にありがとうございました。

天気予報が外れてしまい、なかなか焦ってしまいましたが、

わざわざ足をお運びくださる、いつものお客様方に励まされました。

せっかくご用意できた古裂は、雨をよけて、

殆ど隠しながらの営業となりました。

次回の大江戸骨董市にて、改めてお待ちしています。
 
少し早いですが、5月の展示会参加のお知らせです。
 

5/7(土)8(日) 鎌倉古美術展 2016春

11:00~17:30 (於 西御門サローネ :鎌倉市西御門1-19-3)
 

に参加させて頂きます。

大型連休最後の土日です。

是非、新緑の美しい季節に鎌倉へ。
 

詳細はまた改めてお知らせします。

どうぞよろしくお願いいたします。

※写真のカゴは売約済み。

  • 3日 有楽町
  • 2016.04.02.Sat

 

IMG_20160330_123509

 
早いものでもう4月。

明日3(日)は 有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00 に出店します。

先々週は、古裂の追加が間に合いませんでした……

などと申し上げる始末でしたが、今回はご用意できました。

楽しんで見て頂けますように。お待ちしております。

 
写真は先週、乃木神社のしだれ桜。

空も淡くて明るい色。この季節の景色。
 

Oshiegusa will be open at Tokyo International Forum Oedo Antique Market,

Sunday, 3th April. (9:00~16:00)

In this week, I got lots of new items.

Please come.

  • 紙のトレイ
  • 2016.04.01.Fri

 
次の出店は 4/3(日)有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00です。

 
_20160330_142148

_20160330_142204

_20160330_142241

_20160330_142230

 
漆黒に塗られた、紙のトレイ。

おそらく本当は、縁にも、表面にも、

文様がはっきりとあった様子。

表面には、桐紋と菊花紋が描かれていたことが、

実物を手に取るとわかります。

ですので、日本のものです。

 
今週は、染物→型紙→……ときたので、紙モノを載せたくなり掲載。

(本当は、来月の催事用にしようかな、と思っていましたが……。)
 

感覚的にただ惹かれて仕入れたため、

見たままのこのモノ、しかお伝えできません。

紋や意味のある装飾が消えて、絵画のような一品。

透明無色のガラスを置くと、よく似合いました。
 

※次の出店(4/3 有楽町大江戸骨董市)に持っていきます。
● sold  

  • 型紙
  • 2016.03.30.Wed

 
次の出店は 4/3(日)有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00です。

 
_20160329_000424

_20160329_000451

_20160330_113700

_20160330_115716

_20160322_192455

_20160322_192629

_20160322_192601

 

正方形に近い形の型紙。

何に染めるものだったのか、今のところはっきりとは判らず。

絵柄は一枚ずつ異なります。

写真が大まかですみません。

 
古いものでは、長方形の型紙しか見たことがなかったので、

こんな型紙の例がどこかにないかと、詮索中です。
(書籍など、実物以外でも、もしご存知でしたらご教示ください。)
 

時代も不明ですが、紙を見る限りは、なかなか古そうな雰囲気。

よく見ると、どの型にも●がふたつ入っていますが、

これは糊置きする時、絵柄がズレないように、目印の役割をしています。

小紋や中型くらいの型染めにも、よくみるとこうした送り点●を

見つけることができます。
 

染物の資料として、まとめたままの扱いか、

一点ずつとし、朽ちた紙の表情等を楽しんで頂くか……

検討中です。
 

たて 約23cm前後
よこ 約20cm前後
※1枚ずつ大きさも異なります。
※次の出店(4/3 有楽町大江戸骨董市)に持っていきます。

  • 和更紗 長崎
  • 2016.03.28.Mon

 
次の出店は 4/3(日)有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00です。

 
_20160324_202807

_20160324_202843

_20160324_202758

_20160324_202823

 

しわのある状態で失敬……

日本で染められた裂。

用いている色と、木綿地の手触りや、広巾であることから、

長崎更紗と推定しました。
 

白い木綿地の片面(表)に、

朱や橙に近い色(蘇芳?)で縞を染め、

その上に、黒っぽい色で花草を型染めしています。

そんな組合わせが、珍しくて、面白い文様。
 

このような柄だと、型紙を2枚使い、2度(又は3度)染めている、

ということが判りやすいのですが、

多色の型染め(和更紗)のうち、華やかな花柄などを見るとき、

ついつい、何枚(数種類)もの型紙と、何度もの染めの作業が成されて

ひとつの絵柄を作り上げている、ということを忘れてしまいます。

といっても、そんなことを感じさせない絵柄の完成度こそが、

当時評価され、人の心を惹き付けていたのでしょうけれども。
 

古い時代の裂は、とても手のかけられたものばかり。

現代や昭和のプリント生地とは、

作り方が全くもって違います。

時々、畏敬を感じつつ、途方のなさに馬鹿みたいだと思うことも。

この一枚は、明快で、個性的なところが魅力なのかもしれません。

※現代作家や産地でも、途方もないことをなさっている方々がいらっしゃいます。上記の発言は、その方々への敬意もこめて。
 

江戸後期 幕末頃?
● sold  

  • 27日 乃木
  • 2016.03.26.Sat

 
IMG_20160326_221922

 

明日3/27(日)は 乃木神社骨董蚤の市 9:00-15:00〈 Minato-ku Nogi shirine 〉に出店します。

敷布の色や質感で、随分印象が変わるので、迷いながら楽しんでいます。

これから裂を追加します。
 

お天気も大丈夫そうです。(変更があれば追記します!)

いつも通りたっぷり持っていきます。

代々木公園など、近隣の骨董市と、是非はしごしてください。

どうぞよろしくお願いいたします。
 

Oshiegusa will be open at Minato-ku Nogi shirine Antique Market,

Sunday, 27th April (9:00~15:00)

Please come.

  • 小さめ木地盆
  • 2016.03.24.Thu

 
_20160324_172531

IMG_20160317_224341

_20160316_190954

 
小ぶりな木地盆。

写真左上の縁に、欠けているところあり。

※実物は茶色ではなく、もっと黒みの強い色です。

 
全体の色が深いのも魅力ですが、

柔らかな縁のたちあがりが、一番の魅力。

部屋にあると、安らぐような存在です。
 

画像にはそんな雰囲気を収められず……

是非実物を見にいらしてください。
 

直径 約22.5cm
● sold  

  • 網 2種
  • 2016.03.23.Wed

 

IMG_20160323_221923

_20160323_221606

_20160323_221615

 

_20160323_221536

IMG_20160323_225347

_20160323_221706

 
網というだけで、詳細がよくわかりません。

編むという行為は、織る行為の元になったものといわれています。

布の織り目に魅了されがちな教草は、

網の繊細な編み目にも、つい見入ってしまうのですが、

微塵の関心もない方には、

値段を言ったら確実に、へぇ?と思われそうなもの。
 

一点目は、下半分が薄い藍色に染まっています。

見ているとうっとりしそうになる色合い。

雰囲気から 化学藍ではなく、天然の藍染だと感じています。

所々、細い糸(紐)の編み目が切れている箇所がありますが、

酷いイタミは見られない 良い状態です。

size たて約45cm

 
二点目は、真ん中あたりを一本の糸(紐)が一周しており、

そこが若干ウエストのようになっています。(上手く表現出来ず。。)

こちらもとても良い状態。

水中で全体を広げ、様子を見てみたいけれど、試しておりません。

size たて約32cm
※実際の色は、いずれも拡大写真のほうに近いです。

  • 4月の出店予定 Apr. schedule
  • 2016.03.22.Tue

 
IMG_20160322_191615

 
3(日) 有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00〈 Tokyo International Forum 〉

(仮)10(日) 富岡八幡宮骨董市 6:00-14:00〈 Tomioka Hachiman shirine 〉

17(日) 有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00〈 Tokyo International Forum 〉

24(日) 有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00〈 Tokyo International Forum 〉

 
4月は有楽町の骨董市が、3回開催されます。(5月は1回のみ。)

布や道具、紙や糸も入荷しています。

寒さも和らぎ、外を歩くのが楽しい季節になりました。

是非ご来場ください。どうぞよろしくお願いいたします。

  • 型染はぎれ
  • 2016.03.19.Sat

 

_20160316_183003

_20160316_182953

_20160316_183010

_20160316_183020

 
小さなはぎれです。

江戸時代の、木綿に藍で型染めした布。

(繕い1ヵ所あり。)

 
とんでもなく珍しい裂ではありませんが、

細かい細かい型染めを

(手作業でこの文様を描いて彫り、職人技の糊置きと藍染で

柄を鮮明に染め上げたことを想像しながら)、

感心をして眺めています。

 
古物の仕事をするまでは、手仕事の詰まった古い布が欲しくても、

大抵、小さなはぎれしか買えなかったように記憶しています。
 

何から買いたいのか、自分でもよくわからなかったし、

お金もなく(今のほうがないけれど)、

それでもはぎれを眺めては、やっぱり好きだなあと

心底嬉しく思っていた気がします。
 

仕入れでは一度に色々なものを買うので、

様々なものが店頭に並びますが、

買うに値する、愉しい小さなはぎれを、

いつも少しずつ置いておけるよう心がけたいと思います。

(間に合わない時もあります、、その際はどうかご了承下さい。)
 

● sold  

  • 20日 有楽町
  • 2016.03.19.Sat

 
_20160319_092401
 

明日3/20(日)は 有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00〈 Tokyo International Forum 〉

に出店します。

 
天気予報に万歳。

こんな写真ですが、モノも布も、仕入れたもの色々、

2週間ぶん詰めていこうとしてますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 

本日のご来場お買い上げ、どうもありがとうございました。

写真の木型、並べ忘れてしまったため、また次回にお披露目いたします。。 

  • 木箱引出し
  • 2016.03.17.Thu

 

_20160317_145516

IMG_20160317_145552

_20160317_145610

_20160317_145630

IMG_20160317_143702

IMG_20160317_143736

 
木の引き出し。

へこみや欠け、金具が出ている所などありますが、

数ヵ所の金具にさえ気を付けて頂ければ、

問題ないかと思います。
 

写真ではわかりにくいのですが、

木の肌には結構な味が出ており、

個人的にとても好みの雰囲気です。
 

引き出しもスムーズに出てきます。

傷多数にも関わらず、少なくとも最近の持ち主は、

大切に手入れしたものだろうと、

勝手に思い込んでいます。

 
布のはぎれを仕舞ったり、

カトラリーを入れたり、

見立ての台にも。

 
幅 約14.5cm
奥行き 約30cm
高さ 約8cm

● sold  

  • 遊び黒椀
  • 2016.03.16.Wed

 
IMG_20160316_154858

IMG_20160316_155001

_20160316_160251

_20160316_155515

_20160316_155109

_20160316_155048
 

実用には向かなくなった、割れたり欠けたりした漆の椀。

大きさからして、吸い物用の羹椀(あつものまり)のようです。

木地と漆の間に、布目は見当たりません。

気軽(気楽)に作られたものなのでしょうか。

妙に惹かれるのは、

点々と遊ぶように描かれた色漆のせいか、

欠けた姿がどこの何とも違うからか、よくわかりません。
 

きちんとした骨董の世界を知る方や、

長年古物の世界にいらっしゃる方は、

最近の若い人の感覚、よくわからない。

とおっしゃることも。

確かに、よくあるもの(あったもの)を特別そうに扱う様や、

ただ状態の悪いものを、味があるとか、資料になると思い込んでいる様は、

無知にも滑稽にも、可哀想にも見えるのかなと思います。

何より、そんなものが売れるのか?という疑問が一番大きいかもしれません。

 
言うまでもなく、教草の周囲に怖い先輩はいらっしゃいません。

新米者は、ただモノを通して試していく他なく、

周囲には商売が回っているか、心配して声をかけて下さる方ばかり。

けれども本当はそれだけでは意味が無く、

少なくとも、例えばこんなことを書くよりも、

この椀や何かについて正しく調べるほうが大事で、商売にも繋がります。

(どなたか、江戸明治の漆や木工品について、良い本がありましたら御教示ください。)

 
ただのぼろぼろか、それとも。

もしかすると数年数ヵ月(数日?)後に、

何故これをと、独り笑うのかもしれませんし、

こういうのを買って遊ぶのが愉しいと、改めて思うのかもしれません。

そんな可能性も含めて、

無知な私は、愛でる気持ちいっぱいで手に取りましたが、如何に。
 

口径 約11.2cm
高さ 約5cm
● sold  

  • 雨の一日
  • 2016.03.14.Mon

 

IMG_20160314_173720

 
今日は一枚、大きな布を雨にさらしました。

木のものをふやしたせいか、挿し色のせいか、

次回の出店では少しアジアっぽくなりそうです。

水色の花柄は中国の布。印花布。

  • 明日
  • 2016.03.12.Sat

 
IMG_20160312_174445

 
今週は、布もモノも仕入れることができ、

ちょっとだけ調べものもして、

週末をすぐに迎えました。

品物紹介が失速しましたが、

来週またupしますのでよろしくお願いします。

 
明日の出店

13(日) 富岡八幡宮骨董市 6:00-14:00〈 Tomioka Hachiman shirine 〉

については、もう少しお待ち下さい。

はお休みします。

来週有楽町で色々並べます。

よろしくお願いいたします。

  • Instagram
  • 2016.03.10.Thu

 
_20150923_205822
 

インスタグラム始めました。

https://www.instagram.com/oshiegusa/

 
今のところ、全然わかっていません。

ゆっくり時々やっていきます。

よろしくお願いします。

  • 時代跨ぎ型染め
  • 2016.03.08.Tue

 
IMG_20160229_232941

IMG_20160229_233045

_20160225_172753

_20160225_172740

_20160225_172723

_20160225_172657

 

表裏に、異なる型染めがなされた一枚。

片面は、中くらいの花柄文様。花弁や葉の形も丁寧に描かれています。

もう一方は、点々とした細かい地紋に、

小さく蝶や草にも見える、花のような文様を散らしています。
 

幕末や明治頃の型染めは、片面染めであったり、

両面染めであったりはしますが、表裏に全く異なる柄が染められたものを、

私は見たことがありませんでした。
 

この裂は、片面を江戸時代に染め(細かいほう)、

明治に反対側(中くらいの花柄)を染めたものだそうです。
 

江戸に型染めを施した後、

おそらくそのまま、反物の状態で眠っていたのでしょうか。

明治になり、売れ残っていたその木綿布を用いて、

時代に合った新しい柄を染め直したというわけです。
 

この端裂を眺めると、他ですぐには見かけない柄や、

年月を過ごした雰囲気に、ぐんと心を掴まれるのですが、

そういった由来(少し大袈裟)を聞いてこそ、

この布を少し知ることが出来たと思えます。

他にも沢山の話(経緯)を含んでいるのでしょう。

裂や布の魅力、古いものの楽しみは、

こういう所にあるのかもしれません。
 

「時代跨ぎ(またぎ)型染め」としましたが、

古いものはなんでも時代をまたいでいるので、

間抜けな名を題してしまったかもしれません。

しかし思わず、そう呼びたくなる一枚です。
 

● sold  

  • 御礼
  • 2016.03.06.Sun

 
_20160306_210907 _20160306_210935

 

本日のお立ち寄りお買い上げ、誠にありがとうございました。

今回も沢山のお客様や先輩業者さんに助けられ(ご心配頂き)ながら、

1日無事に商いをすることが出来ました。

心より御礼申し上げます。
 

途中雨に降られました頃 お買い上げ下さいましたお客様、

少々慌ただしくなり、失礼いたしました。

次回もどうぞよろしくお願いいたします。

 

今週末13(日)の出店、富岡八幡は検討中です。

翌週20(日)は、有楽町 大江戸骨董市に出店します。

よろしくお願いします。

  • 6日 有楽町
  • 2016.03.05.Sat

 
IMG_20160305_180400

 

本日の青山マーケット、お買い上げありがとうございました。

明日6(日)は有楽町 大江戸骨董市 (9:00~16:00)に出店します。

お天気曇りの予報。

型染めや更紗、新入りも色々持っていきます。

雨ニハマケズ。

どうぞよろしくお願いいたします。

  • 古染付
  • 2016.03.04.Fri

 
IMG_20160303_001622

IMG_20160303_003111

IMG_20160303_001804

IMG_20160303_001734

IMG_20160303_002713

IMG_20160303_001901

 
明末頃の染付磁器。梅の木文様。

民窯で日本向けに焼かれたもの。

こんな薄さと、硝子のような手触りに、私は初めてお目にかかり、

最初何だかわからず、緊張しました。
 

人様に聞いた話では、

なおしはおそらく、江戸の中期後期から明治までに、

施されたものだろうとのこと。

人様には色々聞いたものの、

まだまだ陶磁器のことを自分の口から話すことができません。

もっと色々、正しくわかるようになりたいのですが。

(裂も漆も木も……)
 

古いものは似たものがすぐ見つかることもあれば、

なかなか特徴の同じものに出会えないこともあります。

この人はどうでしょうか。
 

本年の正月、この皿を取り皿にしておせちを食しました。
 
直径 約14.8cm
高さ 約3cm
● sold  

  • SAKE
  • 2016.03.02.Wed

 
IMG_20160302_203354

 

今日は青山の出店準備をしました。

3/5(土)の青山 Weekly Antique Market (雨天決行)、

その会場となっているファーマーズマーケットでのイベントが、

『春の味わい AOYAMA SAKE FLEA』ということで、

酒器やそんなようなものを少し集めてみました。
 

その他春らしい色や、軽やかなもの、渋いもの、をもっていきます。

※全国から17の蔵元が集まるそうです。日本酒好きの方、この機会に是非。

 
※6(日)は有楽町 大江戸骨董市 です。

  • 春の色
  • 2016.02.29.Mon

 
IMG_20160229_192705
 

乃木神社へのご来店、誠にありがとうございました。

布のためにわざわざ来てくださるお客様がいることを、大変嬉しく思っています。ありがとうございます。

乃木では、全体の出店数は20軒程と小さめながらも、

大江戸(有楽町)に劣らず、しっかり色々な品物を持っていくよう心がけています。

ゆっくりご覧になりたい場合は、是非乃木へ。
 

次回の出店は 3/5(土)青山 Weekly Antique Marketと、

6(日) 有楽町 大江戸骨董市 です。
 

ご希望の分野(木綿、麻、小さなハギレ、更紗や型染め、着物……など)が

ありましたら、お気軽にご連絡ください。

info@oshiegusa.com

(1~2日前までにご連絡頂けると尚有り難いです。)

どうぞよろしくお願いいたします。

 
写真は外国の縞木綿。所々にシミあり。

淡い色糸は、草木染めの色だろうと予想しています。

緯糸は双糸、江戸~明治に日本へ渡ってきた可能性があります。

しっかりとした密度で織られており、頼もしい手触り。

春の草木を思わせる色合いに、心安らいでいます。