縄文土器。残欠。
教草として扱っている品の中で、最も時代が遡るもの。
縄文土器の文様は、植物繊維の縄や、竹や貝殻などを、
転がしたり、押し付けたり、引いたりして付けられたそうです。
土の肌や、特に内側(見込み)にくっきりと引かれた線を眺めては、
原始の縄文の時に、
おおらかでありつつも、細やかに線の文様を施すような
繊細な手先や創造性があったことに、想いを馳せてみたり。
口縁に偶然つくられた、指先が引っ掛かけられるようなカーブにも、
魅力を感じています。
ふたつと無いもの。
片方の手で、どうにか持っていられる位の大きさ。
Earthenware〈ancient japanese pottery〉
Diameter 9cm
Height 5.5cm
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