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  • 江戸の色
  • 2015.01.16.Fri

 
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染織品で、ほぼ確実に時代が特定できるもの、というのは、

年号が入っている場合や、

その時代特有の技法が使われている場合(江戸の刺繍など)、

年号入りの裂帳や文献にある裂と、全く同じという場合でしょうか。
 

そして、雰囲気や風合いを頼りに。

(それは、時代あるものを、数多く見ている経験がないと言えません。)

 
時代がわかるものが、僅かでも手に入るのは嬉しいことです。

古いことが証明出来るからというよりは、

そのひとつから、また様々な目安が図れるからかもしれません。
 

ちなみに、教草が江戸のものを尊重しているのは、

明治初頭以前までが、日本で染織の手仕事と自然の力が、

全般的に保たれていた、最後の時だからです。

(効率化の始まる前、という意味です。)

 

写真は縞の布と型染め、木綿と麻の交織生地の着物。

こちら以外にも、18日 大江戸骨董市 では、

江戸の美しいブルーなどを並べる予定です。

どうぞよろしくお願いいたします。