お知らせと日記news+blog

  • 桜の染め
  • 2021.03.01.Mon


 

1月の終わり、公園の桜の枝に、蕾が僅かに膨らむ様子を見て、

今なら、と思って枝を煮出してみました。

染液には、言葉に形容することのできない、濃い色彩が出てきてくれました。(写真なし、、)

 

媒染液も使わず、染液でただ数回煮ただけですが、

手績みの麻布に、淡く桜の花弁の色が移ってくれました。

こんなに乱雑な染めでは、きっとすぐに退色してしまうことと思いますが、これを行うことで、気持ちがほんのひととき満たされました。

 
今年はもう一度きりで逃してしまいました。

来年、もう少し丁寧にできるのをたのしみにしています。