お知らせと日記news+blog

  • 春の色
  • 2016.02.29.Mon

 
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乃木神社へのご来店、誠にありがとうございました。

布のためにわざわざ来てくださるお客様がいることを、大変嬉しく思っています。ありがとうございます。

乃木では、全体の出店数は20軒程と小さめながらも、

大江戸(有楽町)に劣らず、しっかり色々な品物を持っていくよう心がけています。

ゆっくりご覧になりたい場合は、是非乃木へ。
 

次回の出店は 3/5(土)青山 Weekly Antique Marketと、

6(日) 有楽町 大江戸骨董市 です。
 

ご希望の分野(木綿、麻、小さなハギレ、更紗や型染め、着物……など)が

ありましたら、お気軽にご連絡ください。

info@oshiegusa.com

(1~2日前までにご連絡頂けると尚有り難いです。)

どうぞよろしくお願いいたします。

 
写真は外国の縞木綿。所々にシミあり。

淡い色糸は、草木染めの色だろうと予想しています。

緯糸は双糸、江戸~明治に日本へ渡ってきた可能性があります。

しっかりとした密度で織られており、頼もしい手触り。

春の草木を思わせる色合いに、心安らいでいます。

  • 小袖裂
  • 2016.02.25.Thu

 
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裏側

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江戸の小袖裂。

この一枚の端切れに、当時の小袖に用いられていた染織技法を、

幾つか垣間見る事ができます。
 

もともとは真っ白だったはずの、絹の綸子(りんず)地に、

ふっくらした絹糸の刺繍と摺ひっ田、墨を併用して文様を表しています。

技法の組み合わせ方や、そこから生まれる強弱とした表現に、

いわゆる 日本的な美意識と呼ばれるものが活きているのを、

眺めながら ひしひしと感じる一枚です。
 

が、昨今、以前に比べると価格が落ちているようです。

叩き売る位なら、非売品にしたいのですが……

それを実行していたら、麻も型染めも、殆どの品が非売扱いとなり、

あっという間に破綻してしまうのが、悩ましい所です。

(この一枚位なら、きっと堪えられるのですが……)まずは

不当に高くなく、裂にも失礼でない値段を付けて

露店に並べます。

 
裏側にも美しさを感じるのは何故でしょう。

刺繍や染織の参考にもなる一品。

※裏側に一ヶ所当て布が付いています。
 

江戸 おそらく中期頃
幅 約28cm
たて 約23cm

参考:鐘紡コレクション1 小袖一 (昭和62年 毎日新聞社)

  • 白い麻布
  • 2016.02.23.Tue

 
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紅花染めに続いて、こちらも無地の麻布。

いつもご用意している日本の古布ではなく、

中国か韓国で近現代に織られた、おそらく苧麻繊維の、真っ白い麻布です。

薄く軽く、光を透けて通します。

 
糸は手績み(てうみ=人の手先で靱皮繊維を繋げて、糸とすること。)で、

古い布と比べると、稀に織りが荒くなっている所も、少ーしあります。

 
写真はいずれも、水を通していない状態です。

一度軽く洗うだけで少し表情が出るので、

使いながら、自然素材の味を楽しめる品だと思います。

※出店のときは、サンプルとして水を通したものもご用意していきます。

 
幅約39cm
現在庫は10m以上あります。
1メートル単位での販売となります。

  • 3月の出店予定 Mar. schedule
  • 2016.02.22.Mon

 
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5(土)青山 Weekly Antique Market 10:00-16:00 (雨天開催) 〈 Aoyama Farmer’s Market 〉

6(日) 有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00〈 Tokyo International Forum 〉

(仮)13(日) 富岡八幡宮骨董市 6:00-14:00〈 Tomioka Hachiman shirine 〉

20(日) 有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00〈 Tokyo International Forum 〉

27(日) 乃木神社骨董蚤の市 9:00-15:00〈 Minato-ku Nogi shirine 〉

 
出店からの帰り道、夕方になっても明るく、

日が長くなったことを嬉しく思いました。

まだまだ寒いのですが、春の温い空気を待ち遠しく思う日々です。

3月もどうぞよろしくお願いいたします。

  • 21日 有楽町
  • 2016.02.20.Sat

 
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今週末の出店は、21(日)有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00 です。
 

麻、木綿、型染、更紗……今週は嬉しいことに、

新入荷を沢山お持ちできそうです。

 
予報によると、少しは気温も上がるでしょうか。

ご来場心よりお待ちしております。

 
(今回は布づくしになるかもしれません。器や漆など、

在庫で見たいものがありましたらご連絡ください。お持ちします。)
 

Oshiegusa will be open at Tokyo International Forum Oedo Antique Market,

Sunday, 21th Feb. (9:00~16:00)

In this week, I got lots of new items.

Please come.

  • 紅花染め 麻布
  • 2016.02.19.Fri

 
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大正頃の、紅花染めの麻布。

経緯ともに、手績みの麻糸で織られた生地です。

襦袢をほどいたものなので、

縫い跡の穴や、シミがあります。(水洗いしましたが、落ちなかったところ。)
 

紅花染めの麻襦袢には、

大麻と苧麻の繊維を、経糸と緯糸でそれぞれに使っているものも多く、

この生地に関しても、手触りでは勿論、眼で正確な素材の判別ができません。

が、ルーペで見た私見では、経緯ともに大麻繊維なのかなと思っています。
 

こちらは大正頃のものですが、古来からの草木染めの裂も、

こんなにも色彩を放っていたのかと想像すると、

眩しさが増すようです。

 
幅 約33cm
長さ 約102cm
● sold  

  • 型染 相撲力士
  • 2016.02.18.Thu

 

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変わったもののご紹介です。

相撲力士の名を、文様に散らした江戸期の型染め。

(おそらく、藍の浸し染めによる両面染め。)
 

一部調べてみると、

荒馬、竹破、雲龍、境川、源氏山……は、

嘉永や安政までには、既にあった力士名でした。

手拭いか浴衣地の一部だったかもしれません。
 

相撲も歌舞伎と同じく、

江戸時代には庶民の娯楽となった文化のひとつ。

なかなか渋い この型染めのデザインにも、野暮ったさとは離れた、

粋で気張った雰囲気を感じます。

 
シミや小さな穴、折り山のヤケ、ミミにヤブレもございます。

綿はとても柔らかな風合いで、

染めは薄くなっているところも多々ありますが、色はとても綺麗です。

 
手紡ぎ木綿、江戸(幕末)
幅 約33cm
長さ 約60cm
価格:お問い合わせください

※2/21の有楽町大江戸骨董市に持っていきます● sold  

  • 猪口
  • 2016.02.18.Thu

 
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無地広東形 猪口。

既にご売約済みの品物ですが、

気に入っていたのでご紹介します。

 
先輩方の経験値(知)を拝借しながら、

伊万里だろうという見解に至りましたが、焼成の具合からか、

一般的なものに比べると、色みに特長のある猪口でした。

石のような色、と言ったら笑われてしまいますが、

少し緑がかった色です。

そして、底の分厚い作り。(全体的にも厚い。)
 

形自体はすっとしているのですが、

上部にはゆったりとした歪みがあり、

良い意味で無骨な、おおらかな器だと感じます。

 
この猪口でお茶を頂きましたが、

なんとも安らいだ気分になりました。

 
口径8.5cm 底径4.5cm 高さ6cm
口縁部にホツ3ヶ所。
高台脇に窯キズ1ヶ所。
江戸中期頃

● Sold

  • 香合
  • 2016.02.15.Mon

 

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漆塗りの香合。

朱色の漆の上に、おそらく金箔と、黒漆か何かで、

表情を重ねています。
 

重ねたり、削ったり……という作業の跡が、

油彩画のように見え、好き嫌いこそあれ、

感覚に響きやすそうな所に惹かれました。

 
鮮やかな朱塗りの盆にも、

藍染の木綿や、生成の麻布にも、

とても似合う一品。

 
似た塗りものはないかと本をめくりましたが、見いだせず。

もとの持ち主も、詳細はご存知ありませんでした。
 

時代、詳細不明。
● Sold

  • 次回の出店
  • 2016.02.14.Sun

 

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青山へのご来店ありがとうございました。

時折強風にあおられそうになるも、明るい陽射しの下で、

布と古物を見ていただき、有りがたい1日となりました。
 

次回の出店は、21(日)有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00 です。

どうぞよろしくお願いいたします。
 

Oshiegusa will be open at Tokyo International Forum Oedo Antique Market,

Sunday, 21th Feb. (9:00~16:00)

Please come.
 
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  • 13土 青山
  • 2016.02.12.Fri

 

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2/13(土)は 青山 Weekly Antique Marketに出店します。

国連大学広場(ファーマーズマーケット内)にて、10:00~16:00まで。

今週は仕入に行ったせいか、なんだかへろへろになりました……

青山に色々持っていこうと、荷造りをしています。

どうぞ楽しみにいらしてください。

 

Oshiegusa will be open at Aoyama Weekly Antique Market

Saturday, 13th Feb. (10:00~16:00)

Please come.
 
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  • 対馬麻 2種
  • 2016.02.11.Thu

 
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九州の対馬で織られ、仕事着として使われていた対馬麻。

大麻の糸と、木綿の糸の交織(こうしょく)です。

写真の2枚は、それぞれ仕事着の袖だったところのようです。

 
日本中で衣服や生活道具の一部等に使われていた大麻繊維は、

太古から用いられてきた素材のひとつです。

江戸に入り、木綿の栽培と使用が盛んになった後も、

日本の麻は夏の着物に限らず、蚊帳生地や厚手の反物などとして、

手績みの糸で織られ、戦前まで用いられ続けてきました。

(戦後、栽培を規制されことにより、暮らしの中から姿を消していったそうです。)

 
対馬麻は、素材に用いている大麻繊維の性質の影響により、

使用するにつれて、ふっくらと柔らかくなる生地です。

そうして味の出た状態に、特に惹かれる方が多いように思います。

(勿論、和綿の味もあってこその、この風合いですが。)

 
素材と手仕事の、生き生きとした力。

リネン生地にも似ている、ようで、

大陸の木綿織物にも似ている。

そんな不思議な布です。
 

※写真、非常に分かりにくくて申し訳ありません。
実物を見に、ご来店頂けましたら幸いです。

  • 目跡小皿
  • 2016.02.10.Wed

 

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目跡3ヶ所ずつが残る、小皿2枚。

写真では分かりにくいですが、2枚の色みが少々異なっています。

色が明るいほうの1枚、口縁部にソゲあり。(1.5×0.3~0.6cm程)

元は灯皿だったのかもしれませんが、

お漬物や玉子焼きなど、野菜やちょっとした副菜が映える器です。

 

先日の有楽町で並べたのですが反応が薄く、

以前、民芸の器を少しだけ扱っていた頃のことを、ちょっと思い出しました。

その時確か、真っ黒い釉の小皿が、なかなか動かなかった。

色が暗いお皿だと、食卓が重くなるとご心配の方が多いのでしょうか……?

 
結構格好良いというか、引き締めてくれると思います。

私にとっては重宝する、地味なのに個性のある器です。(数回使用しました。)

産地不明で名声もありませんが、

キレイで均一なものより、歪みや個性を楽しみたい方に。

まずは和食の食卓で如何でしょう。

 
大きさ 約10cm×2.5cm。2枚組。

● Sold

  • 今週末の予定
  • 2016.02.08.Mon

 
出店追加: 2/13(土) 青山 Weekly Antique Marketに出店します!
 

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昨日の大江戸骨董市へのご来場、お買い上げ、誠にありがとうございました。

初めてお目にかかるお客様が、比較的多かったように思います。

寒い中、指先で布の感触が掴めなくなるものの、

丹念に見てくださり、ありがとうございました。
 

今週は布の仕入に行ってきます。

次回は今週末13(土)青山 Weekly Antique Market 10:00-16:00(雨天開催)にてお待ちしております。

よろしくお願いします。
 

※写真はすごく小さなハギレ。
青山に出す品物は後日お知らせします。

  • 7日有楽町
  • 2016.02.05.Fri

 
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今週末の出店は、7(日)有楽町 大江戸骨董市 9:00-16:00 です。

楽しんで頂けるものを揃えて行けたらと、

頭を使って準備しています。

※白の手績み麻布、何枚かご用意しました。草木染めにもおすすめです。

※対馬麻、袖位の長さの裂、入りました。

 

しっかり防寒して、是非ご来場ください。

(私は足形のカイロを買いました。)
 

Oshiegusa will be open at Tokyo International Forum Oedo Antique Market,

Sunday, 7th Feb. (9:00~16:00)

You will enjoy to meet japanese antiques(fabrics ,lacquer, pottery……),

Please come.
 
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  • 雑器
  • 2016.02.03.Wed

 

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明治頃の日本の雑器。

李朝を模して作ったのでしょうか。

グレーがかった釉の下に、所々ほんのり淡い紅色がのぞいています。

が、そんな肌の色は写真に写せず、ちょっと諦めました。

うっとりするには、実際にご覧頂いてから。

掌におさまる小ささが愛らしく、何度も注いでは口元へと運んでしまう誘惑を秘めています。きっと。

口縁に小さな窯キズ(ホツかもしれません)あり。(約1×2mm程)

口径約6.5cm
底径約2.5cm
高さ約4cm
● Sold

  • 縄文土器
  • 2016.02.01.Mon

 
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縄文土器。残欠。

教草として扱っている品の中で、最も時代が遡るもの。

縄文土器の文様は、植物繊維の縄や、竹や貝殻などを、

転がしたり、押し付けたり、引いたりして付けられたそうです。

 
土の肌や、特に内側(見込み)にくっきりと引かれた線を眺めては、

原始の縄文の時に、

おおらかでありつつも、細やかに線の文様を施すような

繊細な手先や創造性があったことに、想いを馳せてみたり。

口縁に偶然つくられた、指先が引っ掛かけられるようなカーブにも、

魅力を感じています。

 
ふたつと無いもの。

片方の手で、どうにか持っていられる位の大きさ。
 

Earthenware〈ancient japanese pottery〉
Diameter 9cm
Height 5.5cm
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